わが国におけるインターネット市場につきましては、近年続々と登場する高速インターネットサービスや、ブロードバンドサービスの影響で飛躍的に拡大推移しております。
特に、『デジタル情報革命』とも呼ばれるブロードバンドサービスにおいては、2003年6月末現在で、加入者数が1,093万と拡大しており、なかでもDSL
サービス加入者数は854万を超えております(総務省統計)。
当社におきましても、現在、300万接続回線数を誇るYahoo! BB(2003年8月14日ソフトバンク(株)発表)の販売に最注力しており、今期の販売回線数は、上半期で21万回線の獲得を達成いたしました。
下半期につきましても、4月~6月までで既に12.1万回線を獲得しており、現状の獲得回線数も順調に拡大推移していることから、今期の売上高が連結で100億円(前回予想比30億円増)、単体で95億円(前回予想比30億円増)と、当初の予想を上回る見込みであります。また、今期は、事業の拡大を目的として、上半期に800名を増員。下半期についても1,600名増員のための採用を現在進めており、合計で2,400名の増員を予定しております。この事業拡大、および増員に伴う社員教育体制、ならびに販売ノウハウは上半期において確立しております。
なお、経常利益予想に関しましては、上記事業拡大に伴う一時的費用負担が発生する関係で、連結単体ともに現段階での変更予定はございません。単体当期純利益につきましては、当社が上場前に出資した株式の評価損を3億円計上(中間期、1.7億円で発表)するため、当初の予想を下回る1億円(前回予想比△2億円)となる見込みですが、連結当期純利益は、既発表どおりの1億円でございます。また、配当金につきましても、1株あたり2千円で変更はございません。
当社は現在、Yahoo! BB のNO.1ディーラーとして存在しております。また、Yahoo! BB だけに限らず、当社がこれまでに加入を取り次いだお客様が、ブロードバンドや衛星放送サービスなどを利用されている間、永続的に得られる継続利用手数料も順調に推移しており、今期については継続利用収入として、約5億円を売上計上(前年比2.8倍)する見込みです。
今後も永続的な安定収入となる継続利用収入を確保するために、ますます販売シェアを伸ばすと同時に、BB ゲームズやBBTV など、今後続々と登場するブロードバンドコンテンツやアプリケーションの販売にも注力して参ります。
現代社会におけるテクノロジーは秒単位で進化し続けており、その商品が消費者に与える便利さや快適さは日々向上しておりますが、その一方で、商品の内容や利用までの手続きはより複雑化しており、潜在的な消費者がその商品を購入するに至るまでのきっかけは、日増しに少なくなってきております。
当社は、独創のコミュニケーションサービスを通じて、消費者と商品の距離を最大限に縮小し、単にモノを販売するのではなく、当社オリジナルの商品パッケージを組成することで、その商品がお客様の生活にもたらす真の価値、そしてその先にある『ココロの満足』をご提供すると共に、これからもNO.1のディストリビューターでありつづけるために日々努めて参ります。
1業績
(1) 平成15年9月期第3四半期(平成14年10月1日~平成15年6月30日)の業績
1連結業績
| |
平成15年9月期
第3四半期累計 |
対前年同期
増減率 |
平成14年9月期
第3四半期累計 |
参 考
前期(通期) |
| 売上高 |
百万円
7,082 |
%
39.6 |
百万円
5,072 |
百万円
6,810 |
| 営業利益 |
439 |
67.6 |
262 |
452 |
| 経常利益 |
389 |
72.5 |
225 |
406 |
|
| (注)1. |
当第3四半期の財務数値については、監査法人の監査を受けておりません。 |
| 2. |
記載金額は、百万円未満を切り捨てて記載しております。 |
2単体業績
| |
平成15年9月期
第3四半期累計 |
対前年同期
増減率 |
平成14年9月期
第3四半期累計 |
参 考
前期(通期) |
| 売上高 |
百万円
6,603 |
%
36.2 |
百万円
4,848 |
百万円
6,480 |
| 営業利益 |
429 |
71.7 |
250 |
441 |
| 経常利益 |
443 |
85.8 |
238 |
439 |
|
| (注)1. |
当第3四半期の財務数値については、監査法人の監査を受けておりません。 |
| 2. |
記載金額は、百万円未満を切り捨てて記載しております。 |
(2)事業別の売上高内訳
| |
平成15年9月期
第3四半期累計 |
対前年
同期
増減率 |
平成14年9月期
第3四半期累計 |
参 考
前期(通期) |
| 金 額 |
構成比 |
金 額 |
構成比 |
金 額 |
構成比 |
情報通信サービス
関連事業 |
百万円
6,250 |
%
88.2 |
%
83.3 |
百万円
3,409 |
%
67.2 |
百万円
3,986 |
%
58.5 |
| マーケティング事業 |
671 |
9.5 |
△59.5 |
1,658 |
32.7 |
2,810 |
41.3 |
| その他事業 |
161 |
2.3 |
- |
5 |
0.1 |
13 |
0.2 |
| 計 |
7,082 |
100.0 |
39.6 |
5,072 |
100.0 |
6,810 |
100.0 |
|
| (注)1. |
当第3四半期の財務数値については、監査法人の監査を受けておりません。 |
| 2. |
記載金額は、百万円未満を切り捨てて記載しております。 |
(3)主な資産・負債の変動について
| 項 目 |
平成15年9月期
第3四半期 |
増減額 |
平成14年9月期
第3四半期 |
(資 産)
現金及び預金
売掛金
前払費用
未収入金
工具器具備品
レンタル資産
投資有価証券
敷金・保証金
(負 債)
買掛金
短期借入金
一年以内返済予定の長期借入金
未払金
長期借入金
長期未払金
社債 |
百万円
1,581
3,007
52
596
387
2,193
179
631
245
1,051
678
1,276
912
263
950 |
百万円
505
1,226
△166
574
187
1,959
△210
142
△113
981
361
894
471
263
950 |
百万円
1,076
1,780
218
21
200
233
389
488
359
70
317
382
440
-
- |
|
| (注)1. |
項目ごとの増減額が総資産の1%を超えるものについて、記載しております。 |
| 2. |
当第3四半期の財務数値については、監査法人の監査を受けておりません。 |
| 3. |
記載金額は、百万円未満を切り捨てて記載しております。 |
2業績の概況
(1) 市場環境
当第3四半期(平成14年10月1日から平成15年6月30日)における日本経済は、株式市況の持ち直しなど一部に回復基調が見られたものの、内需の低迷、雇用情勢の悪化等に伴い、個人消費も停滞基調にあり、依然として本格的な景気回復にはまだ時間を要するものと思われます。
インターネット市場につきましては、近年わが国でも政府がIT政策に重点を置き取り組んでおり、高速インターネットサービス、ブロードバンドサービスが急速に普及しております。総務省発表資料によるとブロードバンド加入者数は平成15年6月末現在で1,093万に達し、なかでも既存の電話回線を利用するDSLの加入者数は、平成15年6月末現在で825万(注1)を超え、今後も更にDSL加入者数は拡大推移していく予測が発表されています。このような環境の下、当社は今期からインターネットブロードバンド総合サービス「Yahoo!
BB」加入取次ぎサービスを本格的に開始しました。「Yahoo! BB」加入取次ぎサービスは当社の行うプロモーション事業、飲食店等の店舗を持つクライアント企業と提携して行うキャンペーンハガキの広告掲載や新聞の折込みチラシ配布による反響も大きく、順調に加入申込者を獲得しています。平成15年7月には、新宿と盛岡の2拠点に新しくコールセンターを開設し、人員の拡大を図り、さらなる加入申込者の獲得、事業の拡大を行っております。また、当社はヤフー株式会社と提携し、平成15年1月末から新サービス「らくらくYahoo!
BB」の提供を開始しました。お客様の煩雑な回線変更手続きや加入申込手続きを、当社が代行し、加入申込から利用開始までを当社のテレマーケティングスタッフがお客様をサポートするサービスも提供しております。
衛星放送市場につきましては、CSデジタル放送の「SKY PerfecTV!」の総登録者数が平成14年9月末現在で330万人、平成15年6月末現在で347万件(注2)と増加しております。BS
放送も「WOWOW」のアナログ放送とデジタル放送を合わせた総加入者数は平成15年6月末現在で249万件(注3)に達しています。今後も認知度の向上、普及に伴う機器価格の低価格化等から、引き続きCS・BS
放送の需要は増加傾向にあります。ネクシィーズグループが展開する初期費用を軽減したレンタルサービス「デジラック」サービスにより、一次代理店の強みを生かした魅力ある番組パッケージング、情報配信サービスを提供していくことにより、日本最大のデジタルディストリビューターの地位を確固たるものとしてゆきます。
広告業界につきましては、全体として不況の影響で、企業が負担する広告費の出費は抑制傾向にあります。一方、ネクシィーズグループが展開するマーケティング事業は「懸賞キャンペーンハガキ広告」や「E-CRM」に代表されるように、膨大な費用のかかるマスメディア広告と比較し、より低価格且より効果的に顧客意識を抽出することができる点に特徴があるため、販売につながる費用投下が要求される現環境下においても、受注は順調に推移しております。
このような営業活動により当第3四半期の業績は連結売上高7,082百万円、連結営業利益439百万円、連結経常利益389百万円となっております。
| (注1): |
平成14年版情報通信白書(総務省編)・総務省DSL普及データ(月次)から引用しました。 |
| (注2): |
(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズの集計値から引用しました。 |
| (注3): |
(株)WOWOW の集計値から引用しました。 |
3当期の見通し
(1) 連結通期業績予想の修正
| 平成15年9月期(平成14年10月1日~平成15年9月30日) |
単位百万円 |
| |
売上高 |
経常利益 |
当期純利益 |
| 前回発表予想(A) |
7,000 |
500 |
100 |
| 今回修正予想(B) |
10,000 |
500 |
100 |
| 増減額 (B-A) |
3,000 |
- |
- |
| 増減率 |
42.9% |
- |
- |
| 前期実績 |
6,810 |
406 |
23 |
|
(2) 単体業績予想の修正
| 平成15年9月期(平成14年10月1日~平成15年9月30日) |
単位百万円 |
| |
売上高 |
経常利益 |
当期純利益 |
| 前回発表予想(A) |
6,500 |
600 |
300 |
| 今回修正予想(B) |
9,500 |
600 |
100 |
| 増減額 (B-A) |
3,000 |
- |
△200 |
| 増減率 |
46.2% |
- |
△66.7% |
| 前期実績 |
6,480 |
439 |
89 |
|
(3) 1株当たり年間配当金
(4) 修正の理由
| 当第3四半期の実績と第4四半期(平成15年7月1日~平成15年9月30日)の見通しをもとにした通期売上予想が、前回発表予想を上回る見込みとなったために、平成15年9月期通期売上予想を上方修正するものであります。なお、経常利益予想に関しましては、当社の情報通信サービス関連事業の「Yahoo!BB」加入取次ぎサービスの事業拡大に伴い、テレマーケティングブース増設並びに人員増員の為の一時的費用の拡大が見込まれ、連結・単体ともに修正はありません。連結当期純利益につきましても同様であります。単体当期純利益につきましては、特別損失として投資有価証券評価損を計上するため、当初の予想を下回る100百万円(前回予想比△200百万円)となる見込みであります。なお、期末配当金につきまして変更はございません。 |
4その他
発行済株式数の状況
| |
発行済株式数 |
資本金 |
資本準備金 |
摘要 |
| |
増減数 |
残高 |
増減数 |
残高 |
増減数 |
残高 |
| 平成14年9月30日 |
株
- |
株
26,664.9 |
百万円
- |
百万円
1,944 |
百万円
- |
百万円
1,730 |
|
| 平成15年8月14日 |
3,310 |
29,974.9 |
751 |
2,695 |
751 |
2,481 |
注1 |
|
| 注1 |
平成15年7月25日付の取締役会決議に基づく第三者割当による新株式の発行であります。 |
| ※上記予想は本資料の発送日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。 |
|